フクイングループにおける品質とは
私たちは全ての「モノづくり」において、誰もが製品の特性を理解し、お客様の求める品質を安定して提供することを第一に考え「顧客満足、最優先」「機能不全製品をつくらない」という信念のもと、『お客様に相談される音羽工場』を目指しています。
品質保証(QA)
時代と共に変化するお客様の求める価値判断に対し、安定した製品品質を保証するため、各工程のキーパーソンを招集した「フクイングループ品質保証会議」を定期的に開催。品質向上への追求と維持、改善の取り組みを続けています。
品質保証の仕組み
安定した製品品質を保証するためにはグループ全体を適切に指揮・管理する仕組みが大事と考え、「品質保証基準」の基、全従業員がお客様のために最適な製造設計の選択・実行ができるよう取り組んでいます。また、製品設計の原点である企画から、エンドユーザーまでの様々な情報をグループ品質保証会議管理のもとデータベース化。常に異なる条件での生産となる製造業においても社内情報プラットホームを活用した「機能不全製品を作らない」取り組みも続けています。
品質保証体系図
品質保証基準
・ISO規格QC工程表に基づく「品質チェックシート」
・各工程、品質基準に基づくグループ特有の「作業標準書」
・「グループ品質基準」
①品質保証
②製品品質
-設計品質
-製造品質
③品質不適合
・データベース「know-how」(社内情報プラットホーム)
・品質ISO9001
品質マネジメントシステム「ISO9002」認証を1999年12月に取得。2002年7月に「ISO9001」を取得して以降はISO規格に基づく取り組みを継続し、更新をつづけています。
検査システム
製品が完成するまでにさまざまな工程を経て、多種多様な部品・材料を使用して製造しています。フクインでは、製造過程において妥協しない品質評価を行うことで、仕様通りに製造されていると保証できると考えています。
制作(データ)
Proof checker Pro 〈詳しくはこちら〉
生産(印刷)
品質管理システムPQS-D 〈詳しくはこちら〉
検査(デジタル検査機)
GTB Correct Eye SIS 〈詳しくはこちら〉
製造(製本)
*芳野マシナリー WB18 重量検知器
*芳野マシナリー F-121 重量検知器
*東京出版機械 THC-6 CCDカメラ 〈詳しくはこちら〉
品質管理(QC)
安心・安全な製品をお届けするため、フクインでは創業以来「品質不適合品」に対する研究と情報の蓄積を続けてきました。多くのパートナー企業と連携しているため、協力メーカー含め、全体を管理する基準や手順を明確にした仕組みが大事と考え、「品質管理基準」の基、同じ品質不良を繰り返さないよう取り組みを続けています。
品質管理の仕組み
「品質管理基準」により、作業を進める基準が明確となり、不具合が起きた場合でも各人がOODAループを効率よくまわすことができ、作業効率UPと安定した品質提供に努めています。また、「つくる責任つかう責任」を果たすため、無駄な資材の削減にも取り組んでいます。
品質管理基準
・ISO規格「QC工程表」
・ISO規格QC工程表に基づく品質チェックシート
・各工程、品質基準に基づくグループ特有の「品質チェックリスト」
・「グループ品質管理ルール」
①品質管理
②製品品質
-設計品質
-製造品質
③品質不適合 不良発生時のルール<報告・対策➡追跡➡分析・修正➡記録➡お知らせ(結果報告)>
検査体制
お届けする製品への責任を果たすため、いくつかのインスペクションを行っています。従来の人の目による目視検査とあわせて、印刷物と印刷用データとの差分チェックが可能なデジタル検査装置Correct Eye SISによる検査も行っています。印刷直後、乾燥前の印刷物もスキャニングすることができるため、印刷本番前に検査することができ不具合を未然に防ぐことができます。各工程検査では「お客様目線」を大事に品質検査へ取り組んでいます。
Wチェックの標準化
印刷工程・製本工程共に品質保証(QA)で紹介した検査システムに加え、「オペレーター検査+検査担当者による検査」を標準作業とし、ダブルチェックを徹底。高リスクな設計案件の場合は複数人で検査を行い、各工程責任者の承認検査後に出荷となります。
標準検査
オペレーター検査+検査室検査+検査システム
品質ポリシー
・機能不全の製品をつくらない。
・品質不良品を工程流出させない。