デザイナーに常につきまとう疑問や不安を
印刷の徹底力で取り除き
思い通りの印刷を実現します
フクインが徹底していること
設計から携わること
印刷はデータ、印刷機、用紙、インキ、製本加工機と一貫した知識がなければ思い通りの結果は得られません。印刷が可能でも加工でつまづいたり、モニター上では理想的なデータも印刷機とインキが持つ特性によって再現に工夫が必要となります。デザイナーの要望にお応えする大前提として、知識と経験を持つディレクターが設計の段階からお話をお伺いすることを徹底しています。
紙と特色の取り扱い
紙とインキはキャンバスと絵具選びのように表現を決める慎重な作業です。印刷に適した紙やイメージを再現する紙のご提案をいたします。特色インキは当社では調色機を自社設備として保有しており、DIC、TOYO、PANTONEはもちろんのことチップにはない特注の色を作ることができます。デザイナーとして特に注意したいコーポレートカラーの色合わせも忠実に再現することができます。
「協業」を大切にすること
製本・加工の技法は紙物の使いやすさ、特徴や個性を印象付けるのに重要な役割を果たします。一方で紙の表現は1社だけではできないネットワークによって担保されています。例えば機械では製本できない手製本を専門とする会社、あるいは金属感のある凹凸を表現する箔押し専門の会社など、当社は長年培ってきた製本・加工会社の協業によってお客様の選択肢を広げてきました。
適切なデータを作ること
適切なデータでなければ思い通りの印刷結果は望めません。そして、印刷データの加工には印刷の専門の知識が必要です。例えば広色域印刷を実施する場合の補色のデータ作成について、色ごとに適切な値を求められなければなりません。当社のDTP、印刷、製本の全体をディレクターとDTPオペレーターが、入稿前のデータ作成の段階から携わることで、安心して入稿することが可能です。
事例
上製本・箱付き
「パイオニア80年史」(変形A4判 箱付き上製本 608頁/パイオニア(株)発行:非売品)
箱から本体を取り出すと箱の内部から創業者の未来を語ったメッセージが現れる意匠に、本体と箱に連続性があり、本体を収納した際絵柄を一致させるため、各所の寸法の計算と手作業も含めた製本加工を緻密に行いました。コーポレートカラーを全面に使用しているためデータ調整と印刷再現も厳密に行いました。
「こんな事例は?こんなことは出来ますか?」
などなど、ご遠慮なくお問合せください。
ご相談の内容により近い事例から具体的な設計をします。
Q&A
Q 実際にはどのような印刷物が得意ですか?
一般的なカタログから高級な製品のカタログ・パンフレットといった商業向けの印刷物、特殊な加工のあるカバー・帯を用いた並製本、クロスを用いた上製本などの出版印刷を得意としています。写真集の印刷も長けており画像加工と高精細な印刷も得意としています。
Q 紙面・グラフィックデザインは可能ですか?
当社はご入稿いただくデータを印刷用データとして加工することを得意としており、通常お客様に紙面・グラフィックデザインをお願いしご入稿いただいております。データ制作は可能ですのでご相談ください。
Q 校正方法はどこまで対応できますか?
色調の確認としては簡易的な校正としてDDCPから、本来のインキと用紙を使用する平台色校正や、実際の生産機で校正を印刷する本機校正、他にもデジタル色校正(JetPress)での校正出力が可能です。本番に近い結果を望まれるようでしたら本機校正をお勧めいたしますが、印刷設計の段階で校正方法についてもご確認いたします。
Q 色校正を使った束見本を作れますか?
正式なご発注を前提として可能です。プレゼンテーションや装丁見本などで使用する際、カバーや表紙、本文1折分などの色校正を綴じ込んだ束見本は、皆さんのデザインをより正確に伝えることができます。日程や費用などは担当窓口にご相談ください。